白地図にしるし 世界一周

~信じれない体験 世界の凄伎を求めて~

チズムルLife ビジネス編

 

4日目から6日目の日々

 
僕らは、自分達の食をアレンジするレベルまで達した
 
僕らは何かチャレンジすることに
それは何か考えていたが、自分達にゆとりがなく考えることもできなかったが
ゆとりが出来た今
 
チャレンジを試みた
 
 
結論から言おう
 
僕らはパンを作り、販売した
 
二人ともパンを作った事もない
パンがどのように出来てるのかも分からない
 
そのな僕らが島人が美味しいと言ってくれるパンを作った
 

その話

 
 
ジョージの奥さんのナオミがスコーンを作っていて
小麦粉の存在を知った僕らは、パン作れるんじゃね?
そんなのりで始まった
 
島の最北端の売店で小麦粉を見つけ
その時、パンを作るにはベイキングパウダーかイーストが必要だと知る
(何か入れなければいけないことはわかっていた)
 
島でパン作りをしている方の所に行き
僕らはその人をティーチャーと読んだ
 
 
生地作り
ティーチャーに何を入れて混ぜるのかを聞き
小麦粉、塩、砂糖、水をミックス
 
水をどのくらい入れていいのかもわからず
感触としては、年末にバイトしていた山崎パンの生地の感触だけが頼り
でもなんか違ったんだよな
 
山﨑パンの生地とは程遠くパンケーキの生地並にドロドロしていた

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取り敢えず一時間テントの中で発酵させることに
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その間、サツマイモを潰して
砂糖、牛乳を混ぜてスイートポテトをパンの予行練習としてやることに

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なんかおかしいww
 
 
全く固まらんがや
 
 
 
 
そういえばオーブンで焼くんだよな
この焼き方じゃ無理じゃん
 
これじゃパンも焼けない
 
スイートポテト?これが僕らの昼飯だった
不味いわw
 
 
一時間後
生地をみるとドロドロ
これじゃ焼けないことは、ド素人の僕らでもわかるくらいだ
 
そうなったら
ティーチャーに見せに行くしかないな
 
どうやら
水のいれ過ぎらしい
 
まぁそうだろうな笑
小麦粉を足してかき混ぜ生地が出来た
 
 
焚き火でパンを焼くには上と下の両方から焼けばできるそうだ
なんか凄いな
 
 
 
下は弱火で上は強火だ
ジョージシスターにアドバイスをもらいながら実行する
 
 
僕らの初めてのパンが焼き上がった

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がしかし
ん?
重いぞ パンってこんな重かったっけってぐらい重い
 
でもスゲー嬉しかった
 
出来上がりをティーチャーに見せに行く
イーストを入れたか?と言われた
そう僕らはベイキングパウダーを使ったためケーキみたいになったのだろうと
その時初めて知る
 
 
だがパンみたいに焼きあがった
このことは僕らにとってものすごいデカいことだった

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2回目の挑戦
いままでの反省を活かし
イーストを入れて
水をいれすぎないように
 
この感覚はあの山﨑パンの生地の感覚と似ている
しかもイーストが働いて膨らんでいる
僕らのワクワクは止まらなかった
 
僕らは島人に新たなパンを提供しようとサツマイモを入れて
ポテトブレッドを作った
 
仕上がりは昨日とは違い重くない
さらにふっくらして美味しい
だが見た目を改善する予知はある
 
ティーチャーに見せに行く
ティーチャーは良いとは言わなかった
ティーチャーは3度目も良いとは言わなかった
僕らはティーチャーを満足させることができず悔しかったが
僕らの理想のパンは出来上げることができた
正直のりで始めたこのパン作り
ここまで行くとは思ってもみなかった
ポテトブレッドは3度目に見た目も良くなり売れるパンとなった

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さあ販売だ

朝6時から40クワチャ(約12円)で売った
 
費用が高く、利益をあげることは価格を上げるしかない
ポテトを抜けば費用にかかるお金が減り
利益を上げることが出来たかも、しれない
だがそれでは意味が無い
ポテトブレッドというジャパニーズブレッドを提供したかった
 
利益関係なしトントンになれば良いと考え40クワチャで販売した
ちなみに現地のパンの価格は50クワチャ(15円)
 
午前6時から15個販売を開始

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30分で15個ソールドアウト
 
思ってもみなかった
皆が美味しいといい感動した
 
 
昼から島の中心部で45個持ち込み販売

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こちらは僕らがキャンプしてるとこから30分かかる
つまり顔を合わせたことのない人だらけ
というわけだ
 
アウェー戦
12時30開始

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昼飯の時間と重なり売れ行きは最悪
30分に一つ売れるペースだ
 
僕らはクッキーブレッドを5つ作っており
50クワチャで販売したがポテトよりそっちの方が速攻なくなった
ただ言えるのが採算性は全くない
 
15時30までで12個売れた
僕らも昼飯をそこから食べたので残り40
 
キャンプ地に着くまでに何としても売り切らなければならない
 
それまでの道はまさにゴールデンロードだった
 
一気に5つ4つ買う人が現れ
キャンプサイドに戻る頃には残り6つに
最終的に値下げして売り切った
 
がビジネスは難しい
 
結果は
トントンでもなく損失になった
 
 
だけどもこのチャレンジは僕らにとって物凄くデカイ物となった
経験代としては安いもんだ
 
美味しいと僕らのパンを食べてくれた島人に感謝
 
一日限りのパン屋さん
破綻で幕を閉じた
 
 
ポテトブレッド  はやんねーかなww
 
 
何もかも知らなさ過ぎて
呆れた方が多いと思いますが最後まで呼んでいただいてありがとうございます。
 
 
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