白地図にしるし 世界一周

~信じれない体験 世界の凄伎を求めて~

凄い日本人Part5 絆の絆

カトマンズには美味しいものだらけ

その中で旅人同士の口コミで広がっている

 

安くて美味しいカツ丼が食べれるお店がある

 

       絆

 

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去年の12月にオープンしたばかりのお店だ

 

カツ丼だけじゃなく天丼、親子丼も美味しい

カツ丼、天丼が160ルピー(約160円)で食べるなんてもう最高

 

安いし美味しいだけではなかった

このお店が出来るまでのストーリーがとても深い

 

オーナーの荒木さんは、ネパールにトレッキングをしに来て

その時のガイドが今の絆の経営者アソクさんだった

 

荒木さんの2回目のトレッキングの時にアソクさんは、畑でとれた野菜を持ち運び

ロッジでサラダを振る舞ってくれたと言う

その行為に荒木さんは感激した

 

普通のガイドではまずあり得ない行為だ

 

トレッキング中にこんな光景を目にしたと言う

外国人がおそらく里親として子供を買ったんじゃないかな

その子を担いでトレッキングしている所を見て

 

なんか違うんじゃないか?

あの子にとっての母国はどこになってしまうのだろうか?

いろんな疑問をもった

 

俺らだったら何ができるのだろう?

心に秘めたままだった

 

その時アソクさんが日本にあるネパール料理屋に出稼ぎに行くと言う話を聞いて

荒木さんは、日本に来てネパール料理をやったってお金は手に入るけど

ネパールに帰って何が残るんだ?

 

そして荒木さんはアソクさんに対して

「日本料理を教えるからネパールで日本料理屋をやらないか、宿はこっちで手配する

航空券だけは自分で買って

来るか来ないかは自分で決めなさい」

 

アソクさんは荒木さんの娘の元で3ヶ月修行した

 

その後荒木さんとネパールに戻り

お米から何やら探した。こだわりは凄い

 

荒木さんのお店を出す条件が

アソクさんの妻と一緒にお店をやる事

その理由は元々、まともな教育を受けておらず字も書けなかった

こうやって店にでれば人と触れ合ったり必然的に使うので覚えるからだ

 

荒木さんはオーナーであるが利益を一銭もらっていない

利益はアソクさんの家族が生活出来る分と

それ以外は、ある程度上手く経営が回りだしたら、ネパールの子供達に寄付していくそうだ

 

全ての原点はあの疑問からなのだろう

 

その話を聞いた時に

なんて凄い人なんだと思った

誰もが疑問に思っても実際に行動出来る人は限りなく少ない

アソクさんとの出会い

全てのタイミングが狂ってたらなし得なかった事だったと思う

 

自分がこうやって旅してて

思うのは出会いは必然だということ

人は出会うべき時に出会う

物事も同じ

それをどう生かすか、どういう関係を保つのかは自分次第なのだと。

 

そのことをあらためて感じた日だった。

出会いに感謝

 

毎週 月曜日〜土曜日 8時から20時まで営業中

カトマンズに来た際は是非来店して下さい

 

場所が結構わかりにくいです

ふる里という日本食レストランの向かい側の所のパン屋の近くに

看板がでてるので

そこを入って行くとフードコートがあります

その一番奥にあります

 

日本人に聞いて回るか

アティティツアーズのスディールさんに聞いたら教えて頂けます

 

今日もありがとうございました

 

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