誰もが好いと言うスペイン巡礼の勧め
ここを目的地として多くのルートがあります
こんなにも道があります
大半の人が始めるのは サンジャンピエドポー(800㌔)からスペインの中で太い線で書かれている道を行く
フレンチウェイ
僕は、そのフレンチウェイのパンプローナ(700㌔)から始めました。
そもそもなんなのか?
サンティアゴは聖ヤコブの遺骸があるとされローマ、エルサレムと並んでキリストの三大聖地となっており
人々が信仰とむきあうものである。
現在では
現在、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼者は毎年数万人に上る[1]。その多くは徒歩で、自転車を使う人もいる。少数ながら中世のように馬やロバを使う人もいる。信仰のためだけでなく、観光やスポーツ、単なる目標達成のために歩く人もいる。
wiki
僕は目標達成の為に歩いた人ではあるが、まあ歩いて行くうちに変化していった。
歩いている中必ず聞かれるのは「なぜ歩いているのか?」
それも変化して行った。
キリスト教徒の方にとっては、僕みたいなツーリストの軽い意識でなく
真剣に取り組んでいる様子が伺えた。
ゴールした時泣いている人もいた。
僕はスペイン巡礼を体験して頂きたいとおもってます
これほど長い期間を外国の文化と自然に触れながら歩くことは不安な事かもしれません
けど同じ目的をもった仲間がいます
お互いの国について、個人について。また、同じ国同士の場合でも日本にいたら絶対会わない人に会う事ができます。
その方々の話は、自分が興味を持った事がなくても興味を持つ事によって思考の幅、感性が広がったりするんです。
さらに、歩く時は一人でも大体目的地は同じになる場合が多いので、再会することもできる
また、その時自分が思った事を話すと具体化されて
歩いている間、無意識に昨日話した事を膨らましたり、見て「あ〜そういうことか」と確認する事も
そういう考える事に適した環境です。
360°広がる大地
なにもない道、森の道、などなど
前にも後ろにも誰もいなかったら最高で、大声でなにも気にせず歌ったりできるw
さらに治安がいいこと、歩く道が整備されていること、アルベロゲ(巡礼者宿)が安い
ただ、盗難に遭ったアメリカ人が居たという現実もある
カミーノに来ている99%は良い人だけど1%が悪い人だと彼がいっていた。
この道の良さは始めれば、わかる
僕と会った全ての人が満足していた
そして「また歩きたい」と言う人も。僕もその一人です
なんとなくだって、目的がなくてもいいと思います
歩いてるうちに何か発見するかもしれません
持ち物
28ℓバックパック
Tシャツ2枚
ロングTシャツ2枚(一枚歩き)
上着1枚(宿用)
レインコート 上下 (雨の日意外にも寒さ対策)
ドリンクボトル
靴下3足
下着2枚
シャンプー
歯磨きセット
サンダル(宿で必須)
ステッキ(雰囲気だすなら木)
ザックカバー
寝袋カバー(寝袋よりもコンパクトでダニよけになる)
あとは、出発前にクレデンシャルとシンボルの貝殻で完璧です
20歳の若者でこの荷物で700㌔24日間で歩きました。
長期の旅の方はシェンゲン協定など日程もきになるかと思いますので参考になればとおもいます
また、僕の大きなバックは友達の家に預けたのですが
こういった配送システムもあります
マメのケア
雨の日だったり、長時間歩いているとマメができます
まず針で穴をあけて汁を出し消毒して絆創膏をはる
この対処をしてました。放っておくとその範囲がどんどん広がり
よけい痛くなるので早めのケアを
毎日
朝7時にアルベロゲの電気は着けれます
早い人は7時には歩き始めています
僕は7時に起きて8時に歩き始めてました
消灯は22時です
食物
キッチンがある所では店で買って来て仲良くなった人とでシェア
店自体がないところがあるので僕はスパゲティーを持ち歩いてました。
朝、昼は、前夜に買っておいたバケットにチョコや、チョリソ、ケソを挟んでたべてました
アルベロゲ(宿)に綺麗さ快適さを求めず
ただシャワー浴びて、洗濯して、ご飯食べて、喋って、寝る
日々なれてくると思います。(アジアのゲストハウスよりも良い)
ざっと書きました
僕が一番伝えたいのは
やって後悔する人は一人もいないです
是非始めてみてくださいという事です
ありがとうございました